♈〔インターネット村上氏〕未来のクリエイターへの応援メッセージ

VOCALOIDソフト開発メーカーより、未来のクリエイターへの応援メッセージ

高校生の芸術系への進学応援マガジン『アルテ2016」の誌面企画では、ボカロPの虹原ぺぺろん氏と動画師の三重の人氏による『アーティスト対談」を企画しました。
そして、お二人の対談記事を読まれた高校生から、お二人への応援メッセージや、未来のボカロソフトへ希望することなどへのメッセージを募集しました。

また、VOCALOIDソフト開発メーカーの、株式会社インターネット様からは、未来のクリエイターに向けての高校生応援メッセーや、VOCALOIDソフトの読者プレゼントをご用意いただくなど全面的にご協力いただきました。
今回は、同社の代表取締役村上昇氏の未来のクリエイターへの応援メッセージをご紹介します。

〔虹原ぺぺろん × 三重の人〕アーティスト対談はこちらへ

音楽・映像製作の現場とボカロカルチャーの今後（その1）音楽・映像製作の現場とボカロカルチャーの今後（その2）

学生のパワーが、世界発信に繋がる道

村上昇（株式会社インターネット代表取締役）

2007年当時、VOCALOIDで作品を発表し始めたクリエイターの中には、大学生だった方が大勢いらっしゃったとお聞きします。そして現在、ミュージシャン、イラストレーター、映像作家、小説家などプロの世界で活躍する方々もいらっしゃいます。進学を考えている高校生の皆さんの中には、彼らのように、将来何かプロの道で活躍したいと、夢をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ひとつには、芸術系の学校へ進学をめざすことも選択肢で、「学校は自分の得意な分野で知識や技術を学ぶ場所」と考える以上に、仲間や同志に出合える場所でもあります。同年代の才能が集まり、刺激を与え合う環境があなたの才能をきっと伸ばしてくれることでしょう。

ボーカロイド関連のクリエイターの皆さんも、ネット上での才能のぶつかり合いや、競い合から、クオリティの高い作品が生み出され、様々なジャンルのコラボレーションによって、新しい芸術のジャンルを創りだしてきました。今では「ボカロ文化」と言われるような、新たなジャンルや言葉を生み出すほど、大きなムーブメントとなっています。
高校生の皆さんも、自分の可能性を信じて進んでいってください。そんなクリエイターの皆さんと共に、お役に立つ製品作りでバックアップしていくことが、私の夢へのチャレンジでもあります。
私たち、音楽制作ソフトウエアを開発するインターネット社は、音楽活動のICT活用を積極的にサポートしてきました。これからも、クリエイターの皆さんの要望に応えられるような製品開発を行なっていきたいと考えています。
その中に、音楽系クリエイターをめざす「学生の皆さん」への支援として、音楽制作ソフトウエアの「教育機関向けの（スクールパック）」と「学生・教職員対象とした（廉価版アカデミックパック）」の2種類の学校向けのプログラムをご用意しております。
また、今回、芸術・美術・音楽系の進学を希望の高校生にVOCALOIDソフトのプレゼントで応援させていただきたいと思います。

（プレゼントの応募は閉め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。）

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インターネット社から発売されているVOCALOIDソフトの紹介